「ネコハグモのかんさつ」 かじたに まさき くん (2年生)1 かんさつをはじめたわけ7月のおわりごろ、にわのうめの木が1かしょだけかれたようになっていた。糸でぐるぐる まきにされてまるで大きなクモのすのようだ。(しゃしん1) そのそばに糸をはられてまるくなったはっぱがあり、その中に小さなクモがいた。 (しゃしん2) 今までに見たことがないクモで、体はまるくて手足はみじかい。
【よそう】
図書かんの本やインターネットでしらべたら、はっぱを食べるクモはいないことがわかっ た。ちょうど前にかれていたのと同じように糸でぐるぐるまきにされたとこが見つかった。 まだかれてなかったけど、そこには小さな毛虫がたくさんいた。(しゃしん3) クモではなく、毛虫のせいだったのだ。
2 ネコハグモについてしらべたことはじめのよそうとちがって、クモははっぱを食べないことやはっぱをからしたのではなかっ たけれど、せっかくクモについてしらべはじめたのでつづけることにした。 まず図かんやインターネットで、あのクモの名前やどんなクモかということをしらべてみ た。 【わかったこと】
うめの木をよくさがすとネコハグモが8ひき見つかった。しゃしん5のようなテントあみも 何かしょかあった。はじめて見るクモだと思っていたけど、あんがいよくいるクモのよう だ。
クズの葉の上に張られたネコハグモの天幕網(てんまくあみ)。メス(上)とオスが見える。(右の写真)左の写真はネコハグモの狩り。「観察の本6クモたちの狩り・上」千国安之輔、偕成社より |
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