I ゴミグモ コガネグモ科
◎ 巣の特ちょう
風通しのよいところに円もうをはり、巣の中央にゴミや食べカスをくっつけカモフラージュしてえものをまつ。卵を生みつけふ化させる。子グモの数は多く、1mmにもみたない大きさだった。
実験 その4
巣にゴミをつけるとおりてきて、ゴミをかかえてあみからはがして落とし、やぶれたあみを直して元の巣にもどした。
実験 その5
ゴミをこうげきすると落ちてくると本にかいてあったので、つついて見ると、みのむしみたいに目の前に死んでるように落ちてきた。なにもしないで見ていると、何もないと分かると、おりてきた糸をたどってさっさと速くもどって、元のようにまっていました。
子どもがいなくなったゴミグモにもこうげきしてみたら、さきほどのクモとはちがって、ぼくのこうげきするぼうにもこうげきしてきて、巣から絶対おりようともしませんでした。
ほかのゴミグモの巣をこうげきしてみると、死んだふりして巣からおりてくるクモと、反対にこうげきしたクモもいました。卵があるクモともってないクモのちがいかなと思いました。そして、子グモが糸をつかって飛んでいくのを母グモは見送っていました。
4 クモの観察で苦労した事
・クモは、にげ足が速いし、すぐかくれてしまうので、どこに走っていったか、さがすの大変でした。
・写真を写すのも、小さいのはピントがなかなかあわず、にげられてとまったり、巣は、虫たちえものに見えにくいようなワナなので、写真に写りにくく、水平に巣をはるクモは背が見えず、どんな種類かわからないし、巣を見えるようにすると、巣までこわれてしまうので、巣を見えるように紙にはろうとすれば、くしゃくしゃになったり、はってもすらえると糸が切れサランラップをはりましたが、サランラップもはるのが大変でした。ウズグモの巣は、特に苦労しました。
5 クモの研究でわかった事
・クモは、巣をはるものと思ってましたが、ハエトリグモやアシダカグモの様な巣をはらないクモもいる事がわかりました。
・クモは、ゴミグモはゴミグモで、オオヒメグモはオオヒメグモで、となりどうしや近くで巣をはっていました。こうびに便利だからかなと思いました。
・クモには一年中いるクモと、春グモ、夏グモ、秋グモとあるのもわかりました。
・クモの巣は、全部の糸がひっつくわけでない事。
・クサグモのあみは、強いとわかった事。
6 まとめ
イギリス人は、クモをいやがるそうです。ぼくも、8つの目、8つの足があり、待ちぶせしているいやなやつと思ったけれど、ゴキブリ、カ、アブ、ハエ、色々な害虫をやっつけてくれていたんだという事がわかり、クモと上手に付き合うと、農薬や殺虫ざいのいらない安全なくらしがおくれるのではないかと思います。
そして、ゴミグモは、子どもがいると自分の危険も考えず巣からはなれない母グモの姿に心がとてもひかれました。
7 研究の課題
オニグモ、ジョロウグモ、花にひそんでえものを待つハナグモ、ワカバグモ、地中にすむジグモ、岩の上に巣を作るキノボリトタテグモ、水の中にすむミズグモ、ゴキブリを捕らえるアシダカグモを見つけ観察出来なかった事。
参考文けん
昆虫の図かん |
小学館 |
自然大図かん |
学研 |
ポケット版 学研の図かん |
学研 |
日本の生きもの図かん |
講談社 |
改訂版 むし くらしとかいかた |
ひかりのくに |
ウェブサイト Neighborng Nature |
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