ジョロウグモ Nephila clavata ジョロウグモ科


ジョロウグモの絵

家のまわりから山道まで、ふつうに見られる。

「秋の女王」ともいえるくも。黄色と灰青色のおなか、糸いぼの前の

赤いもよう、黄色と黒色のしまもようのあし、ですぐに見わけられる。

木々の間のやや高いところに馬のひづめの形の大型で目のこまかい

あみをはる。あみの前と後にも不きそくに糸がはられているので、

あみを横から見ると三重のあみに見える。

えさがあみにかかると、いきなりえさにかみついて、それから糸でえさを

ぐるぐるとまく。

オスは、メスの3分の1ぐらいでとても小さい。メスは10〜11月ごろ、木の

みき、建物のかべや葉のうらに卵をうむ。冬になると、親はみんな死んでし

まうけれど、翌年の5月のおわりころに「卵のう」から子ぐもが出てくる。

メスのからだは、20〜30 mm。

本州・四国・九州・沖縄にいる。

ジョロウグモの写真01

ジョロウグモの写真02

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