寒天作り(4班)

2年2組

IF・MJ・MK・AT・IN

材料と方法
テングサ等の紅藻類(テングサ・ヒラクサ・オニクサ等)、大きめのビーカー、ガラス棒、ガスバーナー、三脚、金網。
  1. よけいな物をとり、しっかり水洗いする。(ヌメヌメの感触がなくなるまでよくもんで洗う。)

    テングサを水で洗う

  2. ビーカーに多めの水を入れて沸騰するまで温めて、その後テングサを入れて煮る。ガラス棒でよくかきまぜる。

    テングサを煮る

  3. よくまぜながら、2〜3時間程すると緑色の液体になっているので、もう少し煮詰める。酢酸(お酢)を加えると煮詰まりやすい。

    食酢を加える

  4. 充分煮詰めた緑色の液体を、ざる等でこして、プラスチック等のパックに入れて冷蔵庫に入れる。

    煮汁を容器で冷やす

# 次の日くらいには、パックの中でかたまっています。ただし、食べない方がよいでしょう。

なぜ、海藻が寒天になるのか
テングサ等に含まれる粘質物(寒天質)を熱い水で取り出して、これを冷やしてかためた物です。ちなみに、このようにつくられた物を、ところてん(心太)といい、ところてんをさらに寒気と天日による凍結と融解をくりかえして脱水させた物を寒天という。寒天の産地は、温度条件を満たす、長野・岐阜県が昔からの主産地です。
寒天の栄養
特色・この多糖類(ブドウ糖等が多数結合してできたもの)は、体内ではほとんど分解されず排泄されるので栄養は期待できないが、便通をよくする効果がある。
寒天作りの感想
寒天は海藻からどう作られるのか疑問に思ったが、作り方・結果・理由がちゃんと見つかりよかったです。特に、寒天があまり高率のよい栄養がとれないことに驚きました。次は紅藻類以外の海藻からは寒天ができるのかを調べてみたいです。

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