夏 カバキコマチグモ Cheiracanthium japonicum フクログモ科
ススキなどの葉を曲げて「三角おむすび形」のすみかをつくり、この中に卵 をうむ。なかまのヤマトコマチグモとは、すみかの形がちがうので見分けら れる。昼間はすみかにひそんでいて、夜に活動し、虫をとらえる。 すみかは、昼間用のほかに、だっぴ用、交尾(こうび)用など、そのたびに別 のススキの葉で作りかえる。 卵からかえった子ぐもたちは、すみかにいる母ぐもを半日ぐらいで食べてし まう。日本のくもでは、かまれるといちばん痛(いた)い。 からだは、12〜15 mm。 北海道・本州・四国・九州にいる。 |
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