スズミグモ Cyrtophora ikomosanensis コガネグモ科


スズミグモの絵

明るい風通しのよい雑木林(ぞうきばやし)の間にパラシュートのよう

なあみをはる。あみは、ドーム絹(きぬ)あみともよばれている。

絹のような細い糸で、まわりの木の枝や下草につりささえられたあみ

で、ドームは3〜4 mmのこまかいあみの目(メッシュ)になっている。

あみには、粘性(ねんせい)がなく、あみに入った虫は糸にからまって

つかまる。

はらにある「イナズマ」もようの色は、くもによって赤・緑・茶色な

どいろいろ。

南のくもだが、北上しつつある。

からだは、18〜23 mm。本州・四国・九州・沖縄にいる。

スズミグモの写真

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