1年中

キシノウエトタテグモ Latouchia typica トタテグモ科


キシノウエトタテグモの絵

ふるい家や寺社の石や木の根もとなどにあなをほり、入り口にとびらを

つけている。とびらをしめると地面と見分けがつかなくなるので人の目に

ふれることはほとんどない。

とびらの前を虫が通ると、とび出していってつかまえ、あなの中へ引きこ

む。

近ごろ、寺社の建てなおしや手入れがすすんでいるので、数はとってもへ

ってしまった。「レッドデータブック」で、準絶滅危惧種(じゅんぜつめつきぐしゅ)になっている

ので、この「くもの図鑑」にのせたものかどうかと思ったけれど、さがしてみてください。

からだは、10〜15 mm。

本州・四国・九州にいる。

キシノウエトタテグモの写真住居の写真





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