朱に熟した柿を食べにメジロが来た。あの梢からこの梢、美味しそうな柿に目移りするのだろうか、メジロはその愛らしい眼を見開いてせわしなく飛ぶ。そして、熟柿を一口ついばんでは首を傾げる。さながら味比べをするかのように。野鳥たちに頂きの実を残しておいてくれて、ありがとう。メジロたちの餌の小昆虫も少なくなった。里山は、すっかり晩秋である。
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