鮒すし
久しぶりに我が家の犬と旅に出た。京滋バイパスの笠取ICに程近い宿で一泊。近江牛の夕食であったが、落ち着かない我が犬…、ゆっくりできなかった。さて翌朝、南郷洗堰に向かう。昨夕の大雨で増加した琵琶湖の水位を下るべく、水門が開けられる。琵琶湖の環境保全と下流域の治水のため、ここでは地道な仕事がなされている。
さて、近江の名物といえば、「鮒すし」である。鮒を塩漬けにした後、米を腹に詰め、発酵させる。鮒すしは、チーズのような絶品の味。夏の保存食・鮒すしには、庶民の知恵が詰まっている。米は食べないのが普通だが、塩の利いた米を口に運び、水割焼酎を飲むのもなかなか良い。
石山寺門前の老舗で、鮒すしを買う。最近は、真空パック入りである。
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