里山の夏：サカハチチョウ(逆八蝶)
バス停のベンチにザックを置いて、50分程バスが来るのを待っていたら、僕の靴や上着にタテハチョウが降り立ってはストローを伸ばしている。僕は山道を下ってきたので、汗のせいだろう。遠くへは飛んで行かずに、何度も何度もザックに止まる。よしっ、撮ってあげるヨ。
イチモンジチョウかなと思っていたら、どうやら、サカハチチョウの夏型らしい。黒色にイチモンジチョウのような白帯が1本、そして赤い線が美しい。逆さになって八の字を描いてほしかったのだが、そうこうする内にバスが来たので撮影終了。バス停の片蔭に涼風吹き抜ける夏の終わりでした。
