里山の初夏:アリジゴク
ジョージ・ルーカスの映画スター・ウォーズシリーズの3番目で、エピソード6である『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』。
レイア姫とルークは、ジャバ・ザ・ハットに捕らえられていたハン・ソロを救い出すが、仲間とともにジャバに捕らえられ、砂漠の穴の中に棲む怪物の餌食になりそうに…。この大顎の怪物は、アリジゴクにヒントを得たのだろう。
優雅な翅のウスバカゲロウの成虫とは対照的に、幼虫のアリジゴクは、恐ろしげなかっこうをした”地獄の門番”である。英語では、Antlion
だ。砂地に作られたアリジゴクのすり鉢を見つけると、おとなも子どもも蟻を投げ入れる。大きな顎で蟻に砂をぱっぱっと投げかける…、アリジゴクを巣から出すと後ずさりしながら、すり鉢のまん中に戻る…。見ていて飽きる事が無い。
ところで、アリジゴクが成虫になるのに2〜3年もかかるとの事。数匹の蟻を与えて観察を楽しませてもらったが、これぐらいの餌ではアリジゴクの腹の足しにはならなかったかも…?
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