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里山の初夏:キアシナガバチ

 山路を歩いていたら、アオムシの肉だんごをつくるキアシナガバチを見つけた。幼虫が小さいうちは、花の蜜などをおかあさんバチから口移しでもらう。でも大きくなると、肉だんごも必要。おかあさんバチは、アオムシや毛虫を狩ってせっせと肉だんごをつくる。
 英名の“Paper wasp”は、その巣が木材の繊維とだ液を混ぜて薄く伸ばして作られた紙質であることに由来している。木材パルプから紙を作る製紙技術の発明は、ハチの巣作りを観察した科学者によってなされたのだそうだ。

キアシナガバチの画像

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