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クモの網展-What a Wonderful Web!

 クモの網アートの第一人者 船曳和代さん。彼女の展示会が「INAXギャラリー大阪」で開催されると聞いて訪れてきた。2000年に姫路科学館を訪れ、その時の彼女の展示から僕の「キッズ版くも/クモのページ」というホームページの構想が膨らんだことを懐かしく思い出しながら、素晴らしい作品の数々を拝見してきた。南米・エクアドルで採集した蛾を専門に獲るクモの「逆はしご網」が思いのほか小さいものであったこと。サガオニグモなどの円網の白い縦糸が青い背景の前にまるでタコ糸のように1本1本浮き出ている存在感が印象的だった。船曳さんがじっくりクモたちとお付き合いしてみつけたクモたちからのご褒美ですね。なにかと向き合う、なかなかできないことです。

クモの網展のポストカード

 さて、INAXギャラリーの係りの方から会場内での写真撮影は駄目と言われたが、無理を言って入り口だけ撮らせてもらった。展示もさることながら、36種のクモの網標本の写真と易しい説明文で構成した展示解説書(INAX BOOKLET)は、クモの網の入門書としても優れものでした。

INAXギャラリー大阪クモの網展入り口

関連ページ:クモの網アート作品は、船曳さんのホームページにアクセスしてください。

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