かみついてから糸をまくのか、糸でまいてからかみつくのか

コガネグモは、あみにかかった虫を糸でグルグルとまいてから、虫にかみつく。

でも、ジョロウグモは、虫にかみついてから糸でグルグルとまくよ。

ジョロウグモは、グルグルまきの糸がすくないからだそうだ。


ところで、ある本に、ジョロウグモは、えものの虫の

あたまやむねをめがけて、かみつく、と書いてあった。

これって、ほんとうかなぁ。


ぼくは、ジョロウグモのあみにコオロギを投げ入れて「かんさつ」したよ。

あたま、むね、おなか、はねやあし、

ジョロウグモは、かみつきやすいところに、とりあえずかみつくようだ。

さいしょに、虫のあたまやむねにかみついたときは、すぐに糸で虫をグルグルまきしたけど、

おなかやはねやあしにかみついたときは、

つぎに、むねにかみついてから、グルグルまきをすることがおおかったぞ。


あたまやむねにかみつくと、虫がよわるんだろうネ。

2回めに、むねにかみつくのは、くもがそこをめがけてかみつくのかなぁ?

ぼくは、2回めのかみつきは、たまたま、むねになるんだっておもうよ。

だって、むねは、虫のからだのまん中だから、

かみつきやすいところなのだろう、っておもうんだ。

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